カジュアルバッグ
綿帆布やナイロンといった生地やソフトレザーなどを使ってトートバッグやショルダーバッグ、バックパック といったカジュアルテイストの商品を製造しています。
袋物類は、アパレル・セレクトショップ・雑貨店向けのカジュアルバッグ及びスポーツ・アウトドアバッグ、業務用特殊バッグを中心に生産しています。
手袋同様、国内生産だけでなく、中国の生産拠点でもものづくりを行っております。
海外拠点は中国の青島と深センに協力工場があり、使用する素材・数量・納期などのご要望に応じて工場を使い分けるようにしております。
弊社で製造している袋物類は主に4つのジャンルに分けることが出来ます。
綿帆布やナイロンといった生地やソフトレザーなどを使ってトートバッグやショルダーバッグ、バックパック といったカジュアルテイストの商品を製造しています。
ナイロンや合成皮革などを使ってスポーツ・アウトドアブランドのOEM商材を海外生産を中心に対応しています。
カジュアルバッグを作る技術でポーチやケースといった小物も対応しています。
カメラやパソコン、無線機といった精密機械を入れるケースや防災用品を入れるバッグ・ケース、様々な 業務用バッグを製造しています。
バッグやポーチを作る際にも重要になってくるのはイメージの共有と約束事が記載された仕様書作成です。そのポイントをご説明します。
バッグにはトートバッグ、ショルダーバッグ、リュックサック、ポーチといったさまざまな形状があり、使用する素材によっても仕上がった時の表情が異なります。
よって、イメージに近い商品の写真やサンプルなどを確認し、まず作りたいバッグのイメージを共有させていただきます。
写真や参考サンプルがない場合は鉛筆書きのイラストでもグラフィックソフトで作成したものでも構いません。
バッグの形状(イメージ)と共に重要になるのがコンセプトです。
「何かモノを運ぶこと」がバッグの役割であり自由度が高いため、作るコンセプト(目的)を明確にすることが重要です。
コンセプトとは例えば以下のようなことを指します。
どういったライフスタイルの人に売りたいのか、中に何を入れるのかなどによって、どのような特徴が必要かが明確になってきます。
こうしてコンセプトを決めることが、これからつくる商品の差別化につながります。
ダイコープロダクトは、こうして付加価値の高い「売れる顔」にするための「作り」をお客様と共に考えてまいりたいと思っています。
全体のイメージとコンセプトの次は、それらに沿って仕様を具体的に決めていきます。
お客様の方で仕様書を作成される場合は以下の点を参考にしていただき、作成してみてください。
綿帆布、ナイロンツイル、牛革など
ヌメ革、アクリルテープなど
資材メーカーのwebサイトを参考に、具体的に止揚する材料を決めていただいてもかまいませんし、こちらからのご提案させていただくことも可能です。
https://www.ykkfastening.com/japan
製品の縦・横・奥行きだけでなく、ポケットのサイズ・付け位置やハンドル(持ち手)やショルダーベルトの長さ・幅などできる限り詳しく指示いただければよりイメージに近い商品が出来上がります。
細かい部分のサイズは弊社にお任せいただいても構いません。
バッグとしての機能性考える際のポイントをいくつかご紹介します。
例えば2枚の胴を縫い合わせると袋状になり、物を収納することができます。
あまり物を入れないスリムなバッグがコンセプトであればこれで十分ですが、立体的な収納力が必要な場合は、胴マチや底マチ、底をつける必要があります。
(通しマチ、つまみマチ、小判底など)
ものを出し入れする部分を「口」と呼びます。
出し入れし易くするためには大きく口が開いているものが便利ですが、反対に中身が飛び出しやすいなど注意する点があります。
ビジネス使いにしたい場合や、収納物を濡らしたくないなどの場合は口を閉じる必要があります。
また口を閉じる場合も様々な仕様があり、こちらもコンセプトによって変わる点と言えます。
(ファスナー、マグホック、マジックテープ、巾着など)。
どのように持つか、何を入れて持つか、誰がどんなときに持つかによって「持ち手」のデザインは変わります。
収納物の重量に適した構造にし、どこに付けるのか、持ちやすさ、開閉の邪魔にならないか、見た目のバランスなどを考慮して取り付ける必要があります。
使うシーンによって持ち手の太さ・長さなども変わってくるのでこちらもコンセプトによって決めます。
芯はバッグ素材の補強や、一定の形状を保たせるために重要で、芯によってバッグの張り感をもたせたり、クッション性をもたせたりすることができ、見た目が大きく変わる為、芯によって形や雰囲気が決まると言っても過言ではありません。
表地の種類や全体の形状、使用する目的によってどのような芯材を使用するかを決めますが、表から見えないことが多いので、どの芯を使うかは我々の方でサポートさせていただきます。
弊社にあるバッグ製造時に使用する機械類をいくつかご紹介いたします。
革の厚さを薄くします
革や合皮の端の方だけ薄くして内縫いの縫い目をはっきり出します
仕上がり幅に応じて折り曲げラッパを取り付け、ローラーで折り曲げプレスを行います
ホックボタンやカシメ、ハトメなどを打つ機械です。機械打ちの方が打ち損じが少なく、スピーディに作業できます。
0番ステッチまで対応できます
生地の端を折り曲げる機械です。