ダイコープロダクト

採用情報

ダイコーの作り手たち〜生産管理・営業 國方久美さん

ダイコーの作り手たち

生産管理・営業

國方久美さん

これまでのキャリアと、
ダイコープロダクトでの仕事

クライアント様から依頼をいただいたら、まず企画を練ってサンプルを作成し、仕様書に落とし込んでいきます。そして生地の手配やスタッフのスケジュールの調整も行い、納期に向けて量産の体制を整えていくのが私の仕事です。
ダイコープロダクトがお取引をしているクライアントは、スポーツメーカーからアウトドアブランド、アパレルブランドなど多岐に渡ります。よってクライアント様から届く要望もさまざまで、扱う素材も多種多様、よって常に勉強です。

ダイコープロダクトに入社したのは2011年。
それまで勤めていた会社はスノーボードのウェアや手袋の縫製メーカーで、主に中国の工場との貿易関連の統括のリーダーをしていました。

ダイコープロダクトのいいところは、一言でいうと風通しのいいこと。
本社に工場があるので、より良いものづくりをするために企画と縫製スタッフが二人三脚でタッグを組んで迅速にアイデアを出し合えるのがいいです。確かな技量を持った縫製スタッフの意見でより良い改善策が出ることもしょっちゅうあります。
以前の会社では日本で企画をし製造を中国で行っていたので、なかなかそのような体験をすることは難しかったです。

ものづくりで大切なのは、
コミュニケーション

縫製スタッフは職人気質で内気なタイプが多いので、日々こまめに声がけをし、何か言いたいことがあった時には気軽に声をかけてもらえるよう、コミュニケーションをこまめにとるように心がけています。
そしてお客様からいただいた声や、私たちがつくった商品がメディアに取り上げられた時などは現場でものづくりを担っているスタッフたちにフィードバックを伝えています。
彼女たちが充足感を持って仕事に取り組んでくれるとうれしいし、そしてそれがダイコープロダクトのものづくりを足元でしっかり支えていると思うのです。

新しいチャレンジ

また、この数年は営業の仕事にも携わっています。
前職からのつながりでご相談を受けることがあり、フィッシングやオートバイ、アウトドア手袋関連の新規クライアントの開拓をしています。アパレル分野では手袋は季節商品となるけれども、アウトドア分野では通年アイテムとなります。そういった業界とのお取引が増えることで、年間を通して工場で安定した生産量を保つことができます。 移動も多く忙しくされているクライアントの担当者さんとはLINEをつかって連絡を取ることもあります。どれだけ文明の利器が発達しても大切なのは人と人とのつながりです。今の時代にあった便利な道具を使って、担当の方が必要としている情報をこまめにお伝えすることでよろこんでいただくこともあり、ものづくりの頼れるパートナーでありたいと思っています。

培われてきた技術を
きちんと次世代へ

今、社内で力を入れているのは「技術の伝承」です。
ダイコープロダクトの工場には、熟練のスタッフからまだ経験の浅い若手まで、経験も技術も異なる人たちがいます。長年の経験で培った熟練スタッフの技術は、私のものづくりを骨太く支えてくれています。そういった技術を若いスタッフが継承し伸びていけるよう、現場でのチームづくりを大切にしています。
また、企画部門にも異なる経歴を持つ若いスタッフがこの数年で増えてきました。
いい意味で彼らにはいろんな経験をし、時には失敗もして、たくさんのことを学んでいってもらいたいと思っています。彼らが育っていく姿を見るのも、これからの大きな楽しみです。